『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』刊行


2020年、引込線/放射線パブリケーションズより『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』(EOS ART BOOKS)が刊行されました。引込線/放射線パブリケーションズは〈引込線/放射線〉より立ち上がった出版プロジェクト。私は編集メンバーの一人として参加するほか、論考「前衛・政治・身体――未来派とイタリア・ファシズムのスポーツ戦略」を寄稿しました。

■書誌情報

『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』
価格:1500円+税|160ページ|A4判|カラー
刊行日:2020年8月15日
企画・制作:引込線/放射線パブリケーションズ
主催:引込線2019実行委員会
編集長:松井勝正|副編集長:中島水緒
デザイン:橋本聡
発行:EOS ART BOOKS

『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』は全国の書店にてお買い求めいただけます。
詳細は以下のウェブサイトにて。
https://hikikomisen-hoshasen.com/2019/seijinotenrankai.html

2021/05/01




「引込線2017」書籍について


2017年、美術作家と批評家による自主企画展「引込線2017」に執筆者メンバーの一人として参加しました。引込線は「展覧会」「書籍」「イベント」の3本柱で構成されています。展覧会だけでなく、書籍もメンバー個々人の表現の場として捉えるのが引込線のコンセプトです。

私は「鏡の国のモランディ―1950年代以降の作品を「反転」の操作から読む」と題した論考を書籍に寄稿しました。モランディが手掛けた4つのメディア(油彩、水彩、素描、エッチング)を横断しながら錯視などのトリッキーな手法に注目してモランディの晩年の絵画空間を読み解く試みです。

書誌情報は以下の通り。

『引込線2017』
発行年:2018年
発行元:引込線実行委員会
仕 様:A5判
頁 数:495p
価 格:2,700円(税込)
デザイン:森大志郎
撮 影:加藤健
編 集:櫻井拓

『引込線2017』書籍は、NADiff各店などでお買い求め頂けます。
http://hikikomisen.com/2017/book.html

2018/02/02


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