凡例
【収録データについて】
- 本年表は1850年代以降のイタリア近現代美術の動向を辿るものである。イタリア国家が成立し、近代美術の造形言語が開拓された19世紀中葉を年表の始点とした。
- その年に起こった出来事、主要な展覧会、刊行物、作品などを時系列で記載した。日付まで特定できた事項はその月の先頭に置き、その後ろに日付は付与していない同月の事項を記載した。
- 月日が不明なものはダッシュ(―)を入れ、月日を付与した事項の後にまとめて記載した。
- イタリア国内の動向に加え、イタリア近現代美術が日本に紹介されてきた歴史を調査し、関連する展覧会や出来事を記載した。日本におけるイタリア美術関連の事項はイタリア国内の動向とラインで区分けし、文字色を変えた。 例)フォンタネージ来日。
【表記について】
- 展覧会名は「」内に記し、サブタイトルを コロン( : )で繋いだ。個展タイトルがわかったものは作家名とは別に「」内に補記した。()内には会場名と都市名を読点で繋いで記した。但し、会場名に地名が含まれるものについては都市名を省略した。また、都市名の補記は初出時のみに留めた。
- 展覧会場が複数地を巡回したものは、原則として会期がいちばん早いものだけを記載した。
- 出来事が起こった場所や人物の没地を本文末尾の()内に補記した。
- 展覧会名、雑誌・書籍名、論文名等について、原タイトルがわかるものは()内に補記した。
- 人名は原則として初出時のみフルネームを記載した。
- 作品タイトルは《》で、シリーズ名は「」で括った。また、その年に制作された主要作品と作家名を記載した。
- マーキングの規則は以下の通りである。これらの事項は文字色を変えた。 例)◆イタリア国家統一。
◎ イタリア国外の美術動向をあらわす事項
◆イタリア国内の歴史・社会的事項、美術以外(映画、文学など)の事項
◇イタリア国外の歴史・社会的事項
【註について】
- 一部の項目に、当該資料もしくは関連資料からの引用をつけた(+/-の横にある[引用を読む]をクリックすると引用テキストのウィンドウが開閉する)。引用の典拠は「註」にまとめた。
【ノートについて】
- 一部の項目を「イタリア近現代美術ノート」で解説した(+/-の横にある[ノートを読む]をクリックすると当該ページへのリンクが表示される)。「イタリア近現代美術ノート」はtextのカテゴリに格納した。
【ページの構成について】
- 「年表全体を見る」は、年表の始点から現在までをひと続きにおさめたページである。そのほか閲覧の際の利便性を考慮し、10年代ごとに区切ったページを設けた(各年代の見出し部分にある年数をクリックするとその年に移動する)。
- 「年表全体を見る」の註は当該ページの末尾にまとめた(引用テキスト末尾のアスタリスク(*)をクリックするとその註に移動する)。10年代ごとのページの註は、単独ページの「註」に移動するようにリンクを貼った。